知財系SNS 「ipippi」 への入会方法について

先日,知財系SNS 「ipippi」が正式運用を開始したことをお知らせいたしました。


その後,読者の方から,「ipippi」に関していつくかお問い合わせをいただいております。ありがとうございます。中でも特に質問が多かった,入会方法につきまして回答いたします。


【質問】
「ipippi」への入会方法は?

【回答】
すでに「ipippi」の会員になっている知り合いの方から招待状を受け取って入会します。招待状なしで新規に会員登録することはできません。また知り合いではない方から招待状を受け取ることはできません。


「ipippi」は招待制SNSです。招待制SNSとは,知り合いを招待することによってつながりを持ったコミュニティを形成していくSNSです。入会するためには,すでに会員になっている知り合いから招待状を受け取る必要があります。

これは,ある程度信頼性のあるコミュニティを実現するための仕組みであり,日本最大のSNSである「mixi」や「GREE」等もこの方法を採用しています。

ネット上でコミュニティを運営していくことは難しいのが現状です。現在,知財系の掲示板がいくつか運営されていますが,無責任な書き込みや掲示板の趣旨に合わない書き込みが多くなり,心地よいコミュニティとは言えなくなってしまっているものもあります。

パテントサロンでも,過去に掲示板を運営していたことがありますが,無責任な書き込み等が増えてしまい,結局閉鎖せざるを得なくなってしまいました。

「ipippi」では,今度こそ役に立つ知財コミュニティを継続的に実現するために,招待制SNSを採用することにしました。

具体的には,利用規約で以下の規定を定めています。

2.禁止行為
ipippiの利用に関し,以下の行為が禁止されています。
・面識のない方から招待されてユーザ登録する行為
・面識のない方をipippiに招待する行為
・掲示板,ブログ,ホームページなどを使って,面識のない招待希望者を無差別に募る行為
・招待状を譲渡・売買する行為
 −ipippi利用規約より抜粋−


ところで,招待制SNSの欠点として,いくら関心があっても,すでに会員になっている知り合いがいなければ参加できないという大きな問題があります。例えば,知財に強い関心があって1人で勉強しているという方などは,参加することが難しい可能性があります。

本来,この様な方こそコミュニティを有効に活用し,仲間を見つけてさらに活発に活動していただきたいと考えています。

運営事務局では,この様な招待制SNSの欠点に対応すべく,対策を検討しています。


コミュニティの是非は,参加される方々によって決まります。ぜひみんなで,よい知財コミュニティを実現し,活用していきましょう。


■本件に関する問い合わせ先
2006年3月30日
サイテックシステム有限会社
代表取締役社長 大坪 和久