2月4日(金)に修士論文についての口頭試問がありました。
「口頭試問の出来によって、修了できなくなる人はいないだろう」とは思うものの、
・突っ込みどころ満載の自分の論文、
(そこを突かれると即死する「秘孔」が論文中いくつも存在する)
・テーマそのものに対する見識不足、
(おいおい。。。)
・口頭試問に対する準備不足、
(その前の週のゼミで口頭試問の模擬演習をする予定が欠席した)
などを考えると、ついネガティブ思考に陥り、
当日の朝、早稲田駅から校舎までの足取りが徐々に重くなります。
口頭試問は、学生一人に対して教官三人(主査一人、副査二人)で行われ、
学生が5分程修士論文の内容を説明した後、
教官と学生との質疑応答が10分程あります。
実際の口頭試問は、主査(指導教官)のフォローも入り、
副査の教官の方々もとてもサポーティブで、大過なく終了しました(たぶん)。
帰りに空を見上げると冬晴れのいい天気でした。
そして、「やっと終わった~」との気持ちがふつふつと湧いてきました。
確か、かつて弁理士試験の口述試験が終わったときもこんな気持ちで霞ヶ関ビルを見上げた気がします。
そのときも、
・突っ込みどころ満載の論文試験答案、
・知的財産法そのものに対する見識不足、
・口述試験に対する準備不足、
を抱えて口述試験に臨んでました。
人はなかなか進歩しないものですね(僕だけ?)。
ただ、MOTプログラムも弁理士試験も、「その後」が大切かなとは思います。
知識は学ぶときよりも、それを使うときが楽しいですから。
#帰りに四谷「わかば」のたいやきを買って、会社(本社)で配りました。
自分に対するささやかなご褒美とそのおすそ分けです。