大学院に通うことが決まってから、密かに楽しみにしていたことがある。「学生食堂」である。普段は特許法律事務所に勤めているので、所内に社員食堂はなく、また場所柄(西新橋)積極的に行ってみたい食事処も少なく、昼食のレパートリーが乏しいのだ。私のイメージの中での理想の「学生食堂」は、小奇麗でゆったりとしたカフェテリア方式で、惣菜が充実しており、バランスのとれた食事がリーズナブルな価格で提供されるもので、これに、女子学生が楽しげに談笑してたりすると最高である。
しかし、現実は理想とは程遠かった。まず、そもそもゆっくりと昼食を食べに行っている時間がない。昼休みは、午後の授業で提出しなければならないレポートの最終確認とプリントアウトを行う必要がある(これは前もってレポートの準備をしてこない私がわるい(^^ゞ)。また、早稲田MOTの授業が行われている西早稲田19号館は、キャンパスのメインの学食から遠い(徒歩6分程度)。しかも、メインの学食はいつも混み混みである(早稲田、学生多すぎ)。
そこで、生協でパンを買ってきたり、ラーメンやカレー程度しかやってない最寄りの学食(美味いとは言いがたい)で「ちゃちゃっと」済ませることが多い。
ところで、早稲田ロースクールがこの四月から開校するが、ロースクールの仮校舎はMOTと同じく西早稲田19号館である。入学される方は食事事情にご注意下さい。